龍が如く時系列順完全ガイド、シリーズの軌跡

「龍が如く時系列」を深く理解するためには、シリーズを彩るキャラクターたちの年齢一覧、それぞれの物語の繋がり、そして作品ごとの展開を順番に追っていくことが不可欠です。

本記事では、「龍が如く0」から始まる物語の起点、続く「龍が如く極」、そして「龍が如く2極」を経て、「龍が如く3」、「龍が如く4」、「龍が如く5」、「龍が如く6」と進行し、最新の展開である「龍が如く7」、さらにはその未来を描く「龍が如く8」へと続く物語の流れを詳細に解説します。

加えて、「龍が如く7外伝」がシリーズにおいてどのような位置づけであり、どのように物語に深みを加えるのかにも焦点を当てています。

このガイドを通じて、龍が如くシリーズの壮大な物語の全貌を理解し、キャラクターたちの人生の歩みを追う旅に出ましょう。

ポイント

龍が如くシリーズの物語が始まる「龍が如く0」の背景と重要性
主要な作品ごとの物語の流れとキャラクターの年齢変遷
「龍が如く7外伝」がシリーズ内でどのような役割を果たしているか
「龍が如く7」から「龍が如く8」への物語の繋がりと展開

Contents

1 龍が如く時系列順で辿る物語の流れ
2 龍が如く時系列とそのプレイする順番を解説

龍が如く時系列順で辿る物語の流れ

龍が如くシリーズの各作品を時系列ごとに紹介していきます。

龍が如く0：作品紹介

『龍が如く0 誓いの場所』は、龍が如くシリーズの中で特に重要な位置を占める作品です。

このゲームは1988年のバブル経済時代を背景に、主人公の桐生一馬と真島吾朗の若き日の物語を描いています。

『龍が如く0』は、シリーズの時系列で最初にあたり、後に発売される「龍が如く極」へと続くストーリーの起点となります。

物語は、神室町と蒼天堀を舞台に展開し、桐生一馬が極道の世界に足を踏み入れたきっかけや、真島吾朗のキャバレー経営者としての成功を描いています。

また、神室町再開発計画を巡る利権争いや、主人公たちが巨大な陰謀に巻き込まれていく過程も丁寧に描かれており、シリーズを通じてのキャラクターたちの人間関係や背景に深い理解をもたらします。

『龍が如く0』は、シリーズの中でも特にドラマティックで、感情移入しやすいストーリーが特徴です。

プレイヤーは、桐生一馬と真島吾朗の若き日の苦悩や友情、そして裏切りを体験することができます。

この作品を通じて、シリーズの他の作品に登場するキャラクターたちがどのようにして今の立場に至ったのか、その背景を知ることができるのです。

若者にもわかりやすく、ゲーム内で展開される経済バブルの熱狂や、混沌とした極道の世界の雰囲気を感じ取ることができます。

『龍が如く0』は、ただのアクションゲームではなく、深い物語と複雑な人間関係を楽しむことができる作品です。

これから『龍が如く』シリーズを始める人にとって、この作品は入門編として最適であり、シリーズの魅力を存分に味わうことができるでしょう。

龍が如く極：作品紹介

『龍が如く極』は、桐生一馬の壮絶な物語の始まりを描く、シリーズの重要なピースです。

この作品では、桐生が「堂島の龍」として恐れられるまでの背景や、兄弟との深い絆、そして刑務所での10年間が緻密に語られます。

特に注目すべきは、桐生と真島吾朗との初めての出会いや、桐生が兄弟分の罪を代わりに受ける決断を下す経緯です。

これらのエピソードは、シリーズを通じてのキャラクターの動機や関係性を深く理解するのに不可欠であり、ファンには必見の内容です。

刑務所生活を経て、桐生が仮釈放された後の物語も、彼の人生における新たな章の始まりを告げています。

外の世界での彼の歩みは、東城会の内紛や、失われた10年間の影響を受けています。

この期間に起こった出来事は、桐生と周囲の人々に大きな影響を及ぼし、『龍が如く極』の物語をさらに豊かなものにしています。

『龍が如く極』の物語は、ただのアクションゲーム以上のものを提供します。

深い人間ドラマ、裏切り、友情、そして赦しのテーマが織り交ぜられ、プレイヤーを桐生一馬の複雑な内面世界へと誘います。

これらの要素が組み合わさることで、『龍が如く極』は単なるゲームを超えた作品となり、シリーズの中でも特に心に残るエピソードとなっています。

若者にもわかりやすく、魅力的なストーリーで、桐生一馬の伝説の始まりを体験できます。

龍が如く2極：作品紹介

『龍が如く2極』は、シリーズの原点にして頂点の一つである『龍が如く2』を現代の技術でリマスターした作品です。

このゲームは、『龍が如く0』や『龍が如く極』の後を受けて、時系列上はこれらの作品の後に位置します。

ここでは、主人公・桐生一馬が神室町と大阪の蒼天堀を舞台に再び極道の世界に足を踏み入れる物語が展開されます。

『龍が如く2極』は、時系列に沿って深まるキャラクターたちの絆をより一層際立たせています。

桐生一馬と真島吾朗、そして新たに登場するキャラクターたちとの間に生まれる友情や敵対関係は、プレイヤーに強い感情移入を促します。

特に、桐生と真島の関係はこの作品で大きな転換点を迎え、二人の間の絆が試される場面もあります。

『龍が如く2極』では、グラフィックやゲームシステムが大幅に改善され、よりリアルで迫力あるバトルや、神室町と蒼天堀を舞台にした壮大な物語を楽しむことができます。

また、サブストーリーやミニゲームも充実しており、ゲーム世界をさらに深く掘り下げることが可能です。

龍が如く3：作品紹介

『龍が如く3』は、主人公・桐生一馬が神室町を離れ、沖縄で新たな生活を始める物語からスタートします。

沖縄で桐生は孤児院「あさがお」を運営し、過去の極道生活から離れた平和な日々を送っていました。

しかし、この静かな生活は長くは続きません。孤児院の土地を巡る政治的な問題が浮上し、桐生は再び複雑な陰謀に巻き込まれていきます。

この作品では、桐生の新たな生活と彼を取り巻く環境の変化が描かれると同時に、過去の人物たちとの再会や新たな敵との対立が物語を大きく動かしていきます。

特に、沖縄の美しい自然と地元の人々との絆がゲーム全体を通して強調され、プレイヤーに新しい体験を提供します。

龍が如く4：作品紹介

『龍が如く4』は、複数の主人公を通して物語が紡がれる、シリーズ初の試みが特徴です。

主人公は桐生一馬をはじめ、金融屋の秋山駿、刑務所から出所したばかりの冴島大河、そして神室町の警察官、谷村正義の4人。

それぞれの背景と動機が絡み合いながら、神室町を舞台に巨大な陰謀が徐々に明らかになっていきます。

物語は、ある殺人事件をきっかけに、各主人公がそれぞれの理由で事件の真相に迫る過程を描きます。

秋山、冴島、谷村という新たな主人公たちが持つ独自の視点とスキルを駆使して、プレイヤーは謎を解き明かしていきます。

各主人公の物語が進むにつれて、彼らの間に隠された繋がりが見えてきて、最終的には壮大な結末へと導かれます。

『龍が如く4』では、過去の作品に登場した人物たちも重要な役割を果たし、シリーズを通しての繋がりが強調されています。

また、新たに導入されたバトルスタイルやサブストーリー、ミニゲームなど、遊び要素も大幅に拡張され、より豊かなゲーム体験を提供しています。

龍が如く5：作品紹介

『龍が如く5』は、壮大なスケールで描かれるシリーズの中でも特に目立つ作品です。

本作は、全国五大都市を舞台に、5人の主人公たちの物語が交錯し、それぞれの夢や野望、絆が複雑に絡み合う物語を展開します。

主人公は桐生一馬、元野球選手の品田辰雄、タクシー運転手として新生活を送る鈴木太郎（桐生一馬の偽名）、ダンスインストラクターの朴聖哲、そして桐生一馬の育ての娘でアイドルの澤村遥です。

物語は、各主人公が直面する困難や挑戦、対立や和解を通じて、彼らの内面が深く掘り下げられる形で進行します。

たとえば、タクシー運転手としての生活を送る桐生一馬は、福岡での平穏な日々の中で、過去の極道生活との決別と和解を模索します。

一方で、品田辰雄は、野球選手としての再起を賭けた復帰を目指し、その過程で数々の試練に直面します。

『龍が如く5』の特徴の一つは、各主人公の物語が独立していると同時に、物語の後半で互いに深く関わり合っていく点です。

彼らの物語が交差することで、一つの大きな物語が形成され、最終的には感動的なクライマックスへと導かれます。

また、本作は、野球、タクシー運転、ダンス、アイドル活動といったバリエーション豊かなサブストーリーやミニゲームが特徴で、各都市の文化や魅力を存分に楽しむことができます。

これらの要素は、プレイヤーに五大都市を旅しているかのような体験を提供し、シリーズの新たな魅力を引き出しています。

龍が如く6：作品紹介

『龍が如く6』は、桐生一馬が主人公として登場するシリーズの物語の最終章です。

この作品では、桐生が育ての娘・澤村遥との絆を中心に、深い人間ドラマが展開されます。

物語は桐生が刑務所からの仮出所後に始まり、澤村遥が消息不明となった謎を追いながら、広島の小さな町・尾道で新たな出会いと対立に直面します。

尾道では、桐生は地元のヤクザ組織・広島安藤組とそのカリスマ的な組長・安藤と出会います。

安藤組との関わりの中で、桐生は町の人々と深い絆を築き、遥との関係の真相を求める旅が続きます。

遥の消息を追う中で、桐生は遥が抱える大きな秘密と、自分と遥を狙う謎の勢力との衝突に直面します。

龍が如く7 ：作品紹介

『龍が如く7 光と闇の行方』は、前作『龍が如く6』の物語から数年後を舞台にした作品です。

主人公は新たに春日一番という、これまでのシリーズとは異なるキャラクターです。

春日は、かつての大ヤクザ組織・東城会の下部組織に属していたが、18年の長きにわたる刑務所生活を終えた後、社会が大きく変わっていることに直面します。

彼の帰還とともに、かつての繁華街・神室町が外国資本によって変貌していること、そして神室町を牛耳る新たな勢力・近江連合の存在を知ることになります。

本作は、龍が如くシリーズの伝統的なアクションから一新し、「ライブコマンドRPGバトル」方式を採用しています。

このシステムにより、戦闘はコマンド選択式で進行し、キャラクターごとの特技や職業を活かした戦略が求められるようになります。

春日一番の物語は、彼が自らの信念と正義を貫くため、新たな仲間と共に巨大な陰謀に立ち向かっていく過程を描いています。

『龍が如く7』では、シリーズを象徴する「絆」のテーマがより一層強調されており、春日一番が出会う仲間たちとの関係性や成長が物語の重要な要素となっています。

また、従来のシリーズファンも楽しめるよう、桐生一馬など過去作のキャラクターも重要な役割を担って物語に登場します。

龍が如く7外伝：作品紹介

『龍が如く7外伝名を消した男』では、桐生一馬が再び主役を務める物語が展開されます。

かつての極道の世界から身を引き、生きていることを隠して新たな人生を歩み始めた桐生ですが、彼の平穏な日々は長くは続きませんでした。

大道寺一派という新たな組織に身を寄せ、エージェントとしての任務をこなす中で、再び彼の運命は動き出します。

本作では、桐生が直面する新たな試練として、横浜港での金塊密輸取引現場の警護が任されます。

この任務は表面上は簡単に見えますが、実際には予想外の展開が待ち受けています。

そして、桐生の存在を知る謎の一団が現れることで、事態は一気に複雑化します。

これにより、桐生は再び裏社会の渦中へと引き込まれていきます。

物語の背景には、「愛する者たちを守るためには何を失えばいいのか」という桐生の切実な問いがあります。

彼の過去と現在、そして未来がこの問いを通じて深く掘り下げられ、プレイヤーに新たな視点を提供します。

龍が如く8 ：作品紹介

『龍が如く8』では、『龍が如く7』の何年後かを背景に、新たな舞台「ハワイ」と横浜星龍会の代替わりした現在が描かれます。

二人の主人公「春日一番」と「桐生一馬」が織りなす物語は、過去の絆と新たな出会い、裏切りや友情を通じて展開されます。

春日一番は、荒川真澄の遺志を受け継ぎつつ、社会復帰に向けての奔走を続けています。

その一方で、桐生一馬は大道寺一派のエージェントとして暗躍し、再び裏社会に足を踏み入れることになります。

新たな舞台となる「ハワイ」は、地上の楽園と呼ばれる美しい地でありながらも、その裏側には裏社会の暗部が潜んでいます。

春日と桐生がハワイでどのような冒険を繰り広げるのか、また彼らがどう影響を与え合いながら物語を紡いでいくのかが注目されます。

龍が如く時系列とそのプレイする順番を解説

「龍が如く極」から始める理由

「龍が如く極」をシリーズの入門として選ぶ理由は、この作品がシリーズの根幹をなすストーリーとキャラクターを深く理解する上で最適だからです。

本作は元々2005年に発売された「龍が如く」のリメイク版であり、グラフィックやゲームシステムが現代の技術で大幅に改善されています。

これにより、昔のゲームに慣れていないプレイヤーでも楽しむことができます。

「龍が如く極」では、主人公の桐生一馬とその周囲の人々の絆や葛藤が、よりリアルで鮮明に描かれています。

これはシリーズ全体を通じて重要なテーマであり、この作品でそれらの基礎を学ぶことで、後の作品で展開される複雑なストーリーやキャラクター関係をより深く理解することができます。

加えて、「龍が如く極」はシリーズの中でも特に評価が高い作品の一つであり、アクションの爽快感、ストーリーの面白さ、サブコンテンツの充実度など、ゲームとしての完成度が非常に高いです。

初心者にとっては、この魅力的な作品から「龍が如く」シリーズの世界に足を踏み入れることで、シリーズのファンになるきっかけとなるでしょう。

また、シリーズの時系列をたどるうえで、「龍が如く0」とともに「極」から始めることで、キャラクターたちの背景や動機に対する理解が深まります。

これらの理由から、「龍が如く極」はシリーズを始める上で最適な選択肢と言えるでしょう。

ストーリー繋がりで追う

「龍が如く」シリーズをストーリー繋がりで追うことは、この壮大な物語の全貌を理解し、各作品の登場人物たちの成長や変遷を深く感じるための最適な方法です。

シリーズは、主人公の桐生一馬を中心に、彼の人生と裏社会での活躍、そして彼と深い絆で結ばれた仲間たちの物語を描いています。

ストーリーは時系列に沿って進行し、各作品で新たなキャラクターが登場し、複雑な人間関係が絡み合いながら展開していきます。

最初に「龍が如く0」から始めることで、桐生一馬と真島吾朗の若き日の姿や、彼らが後に直面する数々の試練の原点を見ることができます。

続いて「龍が如く極」と「龍が如く極2」を通じて、シリーズの原点を新たな視点で体験し、以降の作品に繋がる大切な背景知識を得ることが可能です。

シリーズを順番に追うことで、時間の経過と共に変化していく登場人物たちの内面や、彼らが抱える葛藤と解決に向けての奮闘がより鮮明に描かれます。

また、各作品を通じて展開される緊張感溢れるストーリーと、プレイヤーを引き込む魅力的なキャラクターたちのドラマに深く没入することができるでしょう。

「龍が如く」シリーズは、ただのアクションゲームではなく、深い人間ドラマを描いた物語です。

順番に作品を追うことで、そのドラマの全貌を理解し、各キャラクターの成長と彼らの運命をより一層深く感じ取ることができるのです。　

switchで発売はある？

現在、switch版のカセットは販売されておらず、その予定も発表されていません。

年齢時系列一覧から見るキャラクター

以下の表は、「龍が如く」シリーズに登場するキャラクターの年齢を各作品ごとにまとめたものです。

キャラクター	龍が如く0	龍が如く1	龍が如く2	龍が如く3	龍が如く4	龍が如く5	龍が如く6	龍が如く7
桐生一馬	20歳	37歳	38歳	40歳	41歳	43歳	48歳	51～52歳
春日一番	-	-	-	-	-	-	-	41歳
秋山駿	32歳	-	34歳	-	32歳	34歳	38歳	-
冴島大河	45歳	-	47歳	54歳	45歳	47歳	-	-
真島吾朗	24歳	41歳	42歳	44歳	45歳	48歳	52歳	55歳
澤村遥	-	9歳	10歳	12歳	13歳	16歳	20歳	-

この表は、「龍が如く」シリーズの主要キャラクターがどの作品でどの年齢であったかを示しています。

各キャラクターの成長や物語の時系列進行を追うのに役立ちます。